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異分野融合カフェ:第9回訪問インタビュー

産業技術総合研究所 主任研究員 栗原 一貴さん イグノーベル賞について

No8

産業技術総合研究所 主任研究員
栗原 一貴(くりはら かずたか)さん
1978年生まれ

10年後について

10年後について栗原さんは、「研究者としての存在意義をより強く問われるのではないか、と思います」と話す。「今回イグノーベル賞を受賞したいきさつは、学会にはそんな受けなかったのに、インターネットで公開した動画は爆発的に流行した、ということでした。研究者は論文を書いてればいいや、というのはますますなくなってきてるかなあ、と思いますね。今はいろんなアマチュアの人がものすごい高い技術を使って良いものを製作し、またすごいおもしろいPR動画を作ってアピールをしています。だれでも公開して、それが評価される、という土壌がすでにあるので、プロの研究者とアマチュアとの違いは何なのか、というのをよりアピールしていかないと、「研究者」という職業自体の存在意義が危うくなってくるんじゃないですかね」。

プロの研究者とは
No9

プロの研究者とアマチュアとの違いについて、「過去の研究の文脈に位置づけて、自分の研究をきちんと語れる、という素養が大切だと思います。歴史になぞらえて、次はこういう世の中になるでしょう、と啓蒙ができる人。それは自分自身はそんなに得意ではないですけど。啓蒙とまではいかなくても、少なくとも、この成果の延長線上にはこういうおもしろいことが待っていますよ、ということを提示することが必要で、私はそれを好んでやっています」と話してくれた。

(取材日2013/4/16  聞き手・文/中村 インターネット電話による取材)

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