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異分野融合カフェ:第8回訪問インタビュー

ナルックス株式会社 代表取締役社長 北川 清一郎さん 光と極限と夢

No8

ナルックス株式会社 代表取締役社長
北川 清一郎(きたがわ せいいちろう)さん
1953年生まれ

たこつぼから出る方法
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「今の時代、ひとりだけで仕事を進めていては、とても太刀打ちでません。チームワークで勝負することが重要です。そのためには、社員ひとりひとりがたこつぼから出ないといけません」。たこつぼから出るために、北川さんが採用しているシステムは「マトリックス組織」だ。つまり縦糸と横糸が交差するように組織が形成される。ナルックスの場合、縦として「技術を掘り下げる組織」、横として「商品開発化の組織」としている。これらを掛け合わせて組織が構成されれている。社員は、縦と横の二つ組織に同時に所属するので、上司は二人いることになる。「技術を掘り下げることだけをしていると、内向きになって、たこつぼに入ってしまって、そこから出てこない。でもマトリックス組織にすると、彼らは商品開発もしないといけませんので、外を向かなければならなくなります。しかも違うメンバーとチームを作って商品開発を行うので、コミュニケーションも必要です。すると最近、異質な技術者、ビジネスの分かる技術者が出てくるようになってきました」と北川さんは話す。

10年後のビジョン、学生へのメッセージ
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10年後のビジョンについて北川さんは、「商品のロードマップ、それに必要なコア技術のロードマップを作っています。注目している分野は、車関係、安心安全関係です。ほかには、駅のプラットホームに付ける光学部品、次世代のコンピュータに使われる光通信や、それに必要な高精度なコネクタ。また、微細加工技術を用いたメディカル部品がありますね。それらをプラスチックでやることが10年のビジョンです」。また、「チームワークでの開発、あるいは少なくとも、だれか二人で会話をしながら物事を進められる、という資質が重要です。一人だと視野が狭くなって、自己満足な答えしか出てきません。われわれのような中小企業でも、大きい視野で答えを出していく必要あります。コミュニケーション力がこれからますます重要になってくるのではないでしょうか」とメッセージをくれた。

(取材日2012/10/5  聞き手/寺川・濱田・中村 文/中村)

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