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異分野融合カフェ:第7回訪問インタビュー

山本化学工業株式会社 代表取締役社長 山本 富造さん 発想と執念

No7

山本化学工業株式会社 代表取締役社長
山本 富造(やまもと とみぞう)さん
1959年生まれ

短い開発期間
No7

開発期間について山本さんは「超短期間でやるようにしています。開発を決めてから製品が出来るまで1か月半とか、2か月でやる場合が多いです」と話す。「うちはまず、記者発表日を決めるんですよ。例えば、去年開発した放射線の防護服は4月1日にスタートして、記者発表日は5月10日って最初に決めたんです。大事なことは、放射線漏れで不安になっている人たちに、まずはこういう製品が出来つつありますよ、という最初のアナウンスをする、ということ。製品が従来品と比べてはるかに優れているのものなら、最初のアナウンスはそれで十分だと思います。なにも記者発表日がファイナライズとする必要はないわけです。そこから当然、改良を加えて、できるだけ早いタイミングで市場に投入することに全力を注ぎます」。

10年後には泳げる人の数を2倍に

10年後について山本さんは「目標はいっぱいあります」と即答した。水着の分野では「10年後には泳げる人の数を倍にしたいですね。現在、世界で泳げる人が13億人らしいです。僕らはそれを26億人にしたい。つまり、市場規模を倍にしたい。そうすると、世界中にある水着メーカーが毎日水着を作っても、13億人も水着を着る人が増えたら、毎日フル稼働ですわ」。この目標を実現するため、山本化学工業では浮力のある練習用水着をすでに展開している。「これを着たら泳げるようになったわ、という人をたくさん増やしたいですね。メーカが互いにつぶし合うのではなく、市場規模を大きくすることを考えて、共存共栄的に生きる、というのも一つの方法ですよね。もちろん、自分らにはほかに負けない技術があり、ほかよりは強いポジションにいないとだめですけど」と話してくれた。

(取材日2012/9/27  聞き手/濱田・中村 文/中村)

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